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CEATEC 2025 展示プロダクト紹介

  • 執筆者の写真: Kentaro Kato
    Kentaro Kato
  • 10月16日
  • 読了時間: 3分

株式会社ジザイエ様「JizaiHands」派生プロダクト3種をトータルサポート


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株式会社ケイズデザインラボソライズパートナーズ株式会社が共同で運営するSEIZO(デジタル製造によるものづくり支援事業)では、株式会社ジザイエ様のウェアラブルクラウドカメラ「JizaiHands」シリーズの派生プロダクト3種について、デザイン・クリエイティブ・設計・製造までトータルでサポートを行いました。


「JizaiHands」は、ジザイエ独自の映像圧縮技術を応用し、映像撮影・録画・転送通信を一体化した革新的なプロダクトです。今回、私たちはその技術を活かした建設・物流現場向けの派生プロダクト3種の外装デザインを担当しました。


ジザイエのクリエイティブディレクターやプロジェクトマネージャーの皆様と密に協業しながら、ペルソナ設定・デザイン提案・3Dプリンティングによる試作・最終仕上げ加工まで、プロセス全体を伴走。テクノロジーと現場のリアリティを結ぶ「SEIZOらしいものづくり」を体現したプロジェクトとなりました。


ジザイエ・クリエイティブディレクター鈴木さん発案のデザインアイテムは、スタッフが装着するハーネスに取り付けられるようになっており、対象者が撮影されていることを周知しながら、健全な映像共有と管理を行うためのプロダクトです。3Dプリントに塗装加工を施しています。

他にもハードな環境の現場に対応できるような、堅牢なボディのデザイン製品なども展示しています。




派生プロダクト3種のご紹介



1. BAND(バンド)

しなやかさと強度を両立させた、3Dプリンティングによる新発想の固定構造。高靱性素材を用いてベルトのようにパーツを一体成形することで、着脱のしやすさと堅牢性を両立しました。現場スタッフが装着したまま作業や移動を行えるため、**「身につける映像装置」**という新しいスタイルを提案しています。


2. SLIDE(スライド)

精密な3D造形技術を活かし、滑らかなスライド構造と質感表現を両立。表面の微細なテクスチャをカスタマイズ可能にすることで、用途やブランドに合わせた触感と外観の調整が可能です。高級感と堅牢性を兼ね備え、プロフェッショナルの現場に寄り添うプロダクトデザインとして開発されました。


3. BUMPER(バンパー)

コスト効率と量産性を重視した、ローコスト×ハードユース設計。樹脂3Dプリントの試作を経て、安価な金属マテリアルを採用。落下や衝撃に強い構造を追求しながら、現場での使用に最適化しました。堅牢でありながら軽量、「壊れない安心感」を提供するプロダクトです。




派生プロダクト

SEIZOが目指す「デジタルからリアルへの橋渡し」


SEIZOは、デザインと製造の境界をなくすことを目指しています。ジザイエ様のように先進的なテクノロジーを持つ企業と、実際の現場のリアルな課題をつなぐ——その両方の視点を持ってトータルにサポートすることが、私たちの強みです。

今回のプロジェクトを通じて、“未来の現場を支えるデザイン”の可能性をさらに広げることができました。



© 2025 SEIZO

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